コンバットスティック ライトキャバルリー611L

バス
出典 Amazon

こんにちは釣具マニアです。

土曜の夜、突然スモールマウスが釣りたくなった。

日曜日が空いてそうな暇な奴を数人さそったが・・・

「暇なのは貴方だけでしょ!」
と言うような趣旨の返答が帰ってきた。

ということで、一人で行く事にした。

そんな訳で一人で某ポイントに到着。

ルアーを数等投げるも子バスらしきアタリが
1回あったきりだ・・・。

入れ替わり立ち代りそのポイントにバサーが入って攻めるものの
皆さん釣れないようです。

ただ、ルアーを食わないだけで
そこにはスモールマウスバスがいるのは分かっている。

数年間 釣れ続いた実績のあるポイントなのだ。

立ち去る人も多いのですが・・・

釣具マニア一人がポイントで粘ってる状況でした。

「む~ ショートスプリットでリップラップを丹念に探るのは
2時間ぐらしか集中力がもたないな~」

今時使わない、古いフィネスリグで攻めております。

そして気分転換に
ベイトフィッシュ付いてそうなテトラに際を
イモクラブで早いテンポのツィツチで探ってみます。

ゴン!

「きた~😃」

ジャンプを繰り返す35cmぐらいの元気なスモール君です。

スモールらしい鋭い引き込みを楽しみつつ
ハンドランディグしたスモールは傷一つない見事なプロポーション❤

繁々と眺めてからリリースすると・・・

「やっぱり釣具マニアさんだ」
と声をかけられた。

「おお、主じゃん久しぶり」

彼は地元のバサー。

年間300本はこの辺りでバスを釣り上げる主なのである。

「釣具マニアさん今頃このポイントなんて遅いですよ」

「えええ~」

「1ヶ月違います。」

「ええ~1ヶ月前はどの位つれた?」

「時間で2本、1日で12本つりました⤴」

「・・・1. 2本?💧」

「コンマ付けないでください12本です😠」

「そう・・・暫く見ない間に精神を患ってしまったんだね😖」

「患ってないって!」

「本当に~12本?」

「50アップも数本あげました、ほらほら見て見て~50アップの写真」

「・・・」

「顔を背けるんじゃない」

「見たくない・・・」

「受け入れましょうよ!ところで、僕もここで釣らしていただきます」
とルアーを結びつける。

ルアーをキャストして数投・・・。

「きた~!」
の声に振り向くと主のロッドが綺麗に曲がっている。

手こずると思いきや・・・

難なく突っ込むバスをロッドがためて
40アップのスモール君がを早々とキャッチしてしまった。

「ねね~ルアーは何ルアーは」

「Dコンです」

「Dコン~?渓流用のミノーじゃん!」

「そうですよ!縦にツイッチして杭にコンタクトした瞬間食ってきました」

「ツイッチはいいとして杭にコンタクトしないとダメ?」

「何故そんな事をききますか?」

「杭にさあ~永遠にコンタクトしたらヤバイじゃん!」

「そう言う事ですか・・・コンタクトしなくても大丈夫です」

「そうか安心した・・・ロッドはどんなロッドを使ってるの?」

「 ライトキャバルリーです」

「またコンバットかよ、このコンバットフリークめ」

「僕はコンバットばっかりですからね~」

「たしか7万くらいのロッドだろう」

「それはインスピラーレシリーズですよ、
僕のはもっと安い ライトキャバルリー なので5万ぐらいです。」

「十分高いわ!」

「釣具マニアさん、このロッドを使ってみてください
僕は最近このロッドオンリーですから」

「どれどれ、う~ん、長いロッドだね~
ルアー付けて投げてもいい?」

「いいですよ」

カットテールワッキーを取り付けて投げてみる・・・

「あれ?」
回収してキャスト!

「飛ぶな~ルアーが乗るんだよな~」

今度はファットセンコーの4inchをキャスト。

「か~飛ぶな~ルアーの重さに追従できる粘りがある感じだな~
ロッドの自重が丁度いい感じだぞ」

「そうでしょ、このロッド魚かけてからが凄いんです。」

「ほほ~」

「綺麗に粘って曲げれば曲げるほどトルクが出る感じなんです」

「ほほ~それにしては感度もあるな~」

「このロッド 2ピースなんですよ
いまは 2ピースだからって安物じゃありません。」

講釈がはじまりました・・・。

穂先に耐久性としなやかさを加味しつつ
食い込みを良くしてるんですね
釣具マニアさんならご存知だと思いますが
感度はソリッドよりチューブラのほうが上ですから
その点で感度と食い込みのよさを両立させる設計なんです。」

「・・・・」

「それ以外にも秘密があるんです。」

「どんな秘密?」

「ティップとベリーからバッドではアクションが違がうんです」

「なるほど、ティプのしなやかさ、ワンランク上のバットパワー
金かかってるな!」

「しかもベリーが素材の構成が複雑なんですよ
なんせ掛ける張りと粘りを両立しています」

「ほほ~」

「更に加重が掛かるとバットに移動できる可変テーパーアクションですから」

「なるほど、ベリーの素材構成が複雑玄妙な組み合わせで
投げる、掛ける、粘るの中心的な役割をになってるんだな」

「大きなバス掛けたときの安心感は半端ないです」

「フィネスなのにね~」

「いいロッドなんですよ、なんせ去年このロッドで100本以上取ってますから」

「それとレングスな!」

「そうなんです立ち位置が制限される陸ぱりは
70のレングスによる遠投性はビハインドになります」

「ライトキャバルリー611Lは陸っぱりの実践ロッドと言えるよな」

「そう、そう解ってくれますか
じゃあ昼も近いのでラーメン食べに行きましょう」

「奢りですか~」

「自己責任でお願いします!」

「 ライトキャバルリー611L 褒めたのに~」

最近はエバグリーンが新しいロッドデザインのコンセプトを決めて
人気が出たら量産メーカーが似たようなデザインのロッドを
安くリリースするサイクルになってきた。

ロッドの調子を煮詰めるのには
多くのスタッフがテストサンプルを作る。

時間とコストがかかるのだ。

似たようなロッドコンセプトのロッドリリースされているが・・・
ベースの部分では全然追いついけていない。


ライトキャバルリー611L に追いつくには
複雑な製造工程とロッドデザインの意図が分かっていないと
同じレベルまで引き上げられないということかも知れない。

量産メーカーがコンセプトを真似る事はできるかもしれない。

ロッドを握った感触の所までは難しい。

新しいロッドアクションを想像するには
多くの時間とお金がかかある。

新しいロッドアクションはバス釣りを盛り上げ
次世代に多くの遺産を残す大事な要素だ。

ロッドとして意味のないなコストがかかり
生産性がないのは反対だが
多くの革新的なアクションを想像してきた。

エバグリーンが量産メーカーに真似られてしまえば
UFMウエダのように清算するような事態にならるのではないかと心配です。

もしそうなると真似ればいいという

風潮になり

今後は新しいロッドコンセプト

はなかなか出てこないかもしれない・・・。

そういう意味で
釣具マニアはエバグリーンは応援したいと思うのであります 。

出典 Amazon
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釣具マニア報告でした。

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